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zoom RSS フィンチのくちばし〜弟の思い出

<<   作成日時 : 2006/09/01 22:12   >>

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画像昨年の12月・・・ウリ坊の体調が徐々に回復してやっとまっすぐに歩けるようになった頃、突然、弟が亡くなりました。ウリ坊の手術にも立ち会ってくれるくらい元気だったのに、本当にあっけなく不帰の客となってしまいました。

ウリ坊は弟の死があまりに突然で、生前から滅多に顔を合わしていなかったこともあり、未だにどこからかひょっこりと彼が戻ってくるような期待を持つことさえあります。それでも何かの折に、彼の言葉や仕草を思い出すと悲しさがこみあげてきます。

彼がウリ坊に何年か前「お姉さん、フィンチの嘴という本、読んだ?」と尋ねました。ウリ坊はミステリーと仕事関係の本しか読まない人間なので、もちろん、その時はフィンチの嘴が何かも知りませんでした。その時、彼が言っていたのは正式には「フィンチの嘴―ガラパゴスで起きている種の変貌」という本のようです。

弟は自分の趣味を人に強いる人間ではないので、その話の続きをする機会もないまま、永遠のお別れになりました。ところが、先日の新聞に「カラパゴスフィンチのくちばし」についての記事が載っていました。

ガラパゴス諸島の鳥「フィンチ」が近縁種との生存競争の末、くちばしの大きさがわずか二年で5%も変化したことをアメリカの研究者が突き止めたそうです。フィンチは元々、ダーウィンが進化論を考えるヒントになった鳥だそうです。

そうか〜弟はウリ坊とそういう話がしたかったんだなぁ・・・と、今頃になって気付きました。
弟は法学部を出たのに、獣医のウリ坊よりも動物(や自然科学)に詳しかったのを思い出しました。

身近な人が亡くなるのは悲しいですが、親よりも子が、姉よりも弟が先になくなる、それも40歳代で突然死なんて・・・・あまりにもつらいです。今後は「フィンチのくちばし」という単語もウリ坊の中では(弟を思い出すとつらいので)封印しなければなりません。

フィンチの嘴―ガラパゴスで起きている種の変貌 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

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内 容 ニックネーム/日時
うちの母は、認知症ですが、お墓や仏壇の前に行くと、しっかりと般若心経だけは唱えます。僕は未だに覚えてないので、一緒に唱和することができませんが、これもいずれ唱えなければならない時がくるでしょう。それで、その意味を過日調べてみました。

お釈迦様は悟りに至る智慧を完成する修行をされ、物も心も幻のようなものだと理解することで、全ての苦しみや災いを克服されました。そして、お弟子様に次のように説かれました。
この世に存在する物は幻に他ならず、物の本当の姿は移ろいゆくものであり、これは物についてだけでなく、人の感覚やイメージや行いについても同じです。
全ての物事は幻なのですから、生も死も増えたり減ったりすることもありません。人が勝手にそう思い込んでいるだけなのです。
五感で感じる世界もまた無です。全て無いのです。ですから、何ものにもとらわれないようにするのが良いのです。
ですからこの智慧を完成させる文言を唱えましょう。完成された智慧よ、完全に完成された智慧よ、最高に完全に完成された智慧よ、その悟りに幸あれ。
なかさん
2006/09/02 07:02
なかさん・・・コメントありがとうございました。弟が亡くなって8ヶ月以上過ぎて、やっと冷静に弟のことを話題にすることができるようになりました。
全ての物事は幻だとしても、やはり、一緒に笑ったり、話したりできないことは寂しいです。
ウリ坊
2006/09/02 12:20
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