ウリ坊の楽しい毎日

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zoom RSS ブタがいた教室〜日本が危ない?!

<<   作成日時 : 2008/11/09 10:13   >>

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画像映画は、年間1〜2本しか見ないウリ坊ですが、3週間ぶりに休みがとれたので、ミステリーではない作品「ブタがいた教室」を観に行ってしまいました。

職業柄、ウリ坊は豚に関する知識が(他の人よりは)あると思います。
ですから、映像を見て「もう、○ヶ月も経っているのに、こんなに小さいのはおかしいのでは・・」等、つっこみどころ満載でしたが、そんなことより、この映画を観て気が重くなったことがあります。

それは日本人がおかしくなっている・・・ということです。

ウリ坊が子供の頃には、ちょっと駅から離れると敷地で2〜3頭の牛を飼っている人がいましたし、駅前や街中でも庭先に鶏を飼っている人がいて、喜び事等の日に、自分でさばいて鶏肉料理を作ったりしていました。

ウリ坊の家でも、家畜は飼っていませんでしたが、庭にネギ、山椒等を植えて、簡単な薬味くらいは自宅で調達できていました。

ところが、現在は、パソコンの前で、お金を右から左に動かしてお金儲けをするような人ばかりが増えてきて、自分の手で、動物や土に触れて自分の糧を産み出す日本人が極端に減ってきたのです。
そういう人達にとっては、家畜は遠い存在、ブタを飼うと犬や猫と同レベルの「愛玩動物」になってしまうのでしょう。

ウリ坊が子供の頃、東京大学の総長が「太った豚より痩せたソクラテスになれ」と訓辞されたことが有名になりました。かつて、ウリ坊の周りには、研究に没頭して食事を忘れたり・・・寝食を忘れて何かを産み出そうとする人がいました。けれど、今は、そういう人達がかなり減ってきたような気がします。介護や看護等を外国人に頼ろうとするのも、これと通じるものがあるかと・・・・・

今日も、ニュースで「アメリカの自動車会社では、車を作っている部署は僅かで、多くの部署ではマネーゲームをしていた(ので、倒れ始めると速い)」という報道がありました。
日本も、人間としての基本を忘れると、どんどん、おかしくなっていくのではないかと思います。

ブタがいた教室に話を戻すと、教師が「お肉にするための家畜を育てる」というしっかりとした方向を生徒に示しつづけていれば、もっともっと実りある授業になったと思います。

具体的に言えば、飼料の量や体重増加を記録させたり、嗜癖や習性を観察させる等・・・大切にして、ブタを快適に過ごさせてあげることは非常に大切ですが、子供に「客観的にブタに接するような道筋」をつけてあげていないので、愛玩動物とごっちゃになって、生徒を苦しめる結果になったのだと思います。

ちなみに前述の(ウリ坊が子供の頃)牛を2〜3頭飼っていた人は、情が移って出荷できなくなるので、牛には名前を付けないと言っていました。誰も命を粗末にする人はいません。
そうしたことを知らないふりをして生きてきた日本人が、この映画を観て感動するのは、カマトトとまでは言いませんが、地に足が着かなくなってきた証拠のような気がします。
(画像は姫路市立動物園のミニブタで、映画とは関係ありません)

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2008/12/15 21:45

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
「ぶたがいた教室」・・テレビでも取り上げてました。出した答えに正解はないとキャスターはコメントしてましたが・・。それに比べてウリ坊さんの見方は明快ですね。
客観的に動物に接する・・・はっとしました。大切なことですね。私もどちらかというとごっちゃにする方なので考えさせられました。
モモちゃんタロちゃん
URL
2008/11/12 00:02
この映画では、教師が生徒にどっちつかずの動物との接し方をさせてしまったので、結果として、生徒を苦しめることになったと思います
モモちゃんタロちゃんさんが、動物を大切にされるのとは、全然、意味が違うと思います。
それに、あのかわいいワンちゃん達を粗末にできる人はいませんよね〜〜
ウリ坊
2008/11/13 21:10
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