ウリ坊の楽しい毎日

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zoom RSS 貴族探偵〜麻耶雄嵩

<<   作成日時 : 2010/07/04 00:08   >>

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コルクT氏からお勧め頂いた、新刊「貴族探偵」。
コルクT氏のお勧めの作品は、外れることはありません。
この作品も、もちろん◎!!

 【未読の方は、ネタバレがありますので、絶対に読まないで下さい!】

1.ウィーンの森の物語

冒頭から、密室形成が失敗します。その失敗が、第二の殺人を生み・・・・

犯人に意外性はありませんが、貴族探偵が執事の山本と一緒に登場します。
貴族探偵は、捜査のような雑用は家人に任せます。

探偵の車はロールスロイス、名前は分かりません。

2.トリッチ・トラッチ・ポルカ

今回は、小間使いの田中が推理します。

第一発見者は「巨大なはりぼての猪を作るために倉庫に集まった、青年団の3名」です。
製造途中のピンクの猪にも、多量の血飛沫が付着していました。

トリックは、ちょっとグロテスク、そして、かなり無理がありますが、猪が登場したので良しとしましょう(笑)

ちなみにトリッチ・トラッチとは、ドイツ語で「女のおしゃべり」という意味だそうです。
ここまでで、やっと、題名がヨハン・シュトラウスU世の曲名になっていたのだと気付いた、鈍いウリ坊です

3.こうもり

今回はメイドの田中(小間使いの田中と同一人物?)が事件を推理します。
「貴生川敦仁」に誰もがだまされてしまいます。(正確には、筆者にだまされるのですが)。

だまされなければ、なんということもないお話ですが・・・
読み返しても、ずるさは感じません。やっぱり、麻耶さんはすごいと思います。

4.加速度円舞曲(ワルツ)

今回、推理するのは運転手の佐藤です。
落石から、するすると殺人事件の謎が解けていきます。

ウリ坊は、庭から石が落とされるに至った、パズルのような部分は気に入りましたが、トリックそのものは、ちょっと無理がありすぎる気がしました。

中央に金の箔押しで「貴族探偵」とだけ書かれている名刺・・・・もらいたいですね!

5.春の声

名家の令嬢「弥生」を巡る、3人の婿候補。
3人全てが残念な(?)男性で、さらに全員が何者かに殺害されます。
そして(だから)、作品名が「春の声」・・・・なのでしょう。

被害者が3名で、推理するのも3名(執事の山本、小間使いの田中、運転手の佐藤)。
短編集の最後を飾るにふさわしい作品です。

この作品のトリックは、「翼ある闇  メルカトル鮎最後の事件」に通じるものがあります。
両方とも未読の方は、絶対に「翼ある闇  メルカトル鮎最後の事件」の方を先にお読み下さい。
貴族探偵
集英社
麻耶 雄嵩

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翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件 (講談社文庫)
講談社
麻耶 雄嵩

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画像左は、ルミネ池袋店の「香港蒸籠」で出されている「猪饅頭」です。
形はかわいらしいですが、普通の味でした。

画像右は、ブラックバーズのクッキー。
ウリ坊はブラックバーズの近くの美容院を利用しているため、買ってみました。
ちなみに、このお店はキッシュやタルトが有名です。
画像画像

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貴族探偵
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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
丁度この欄が空いていますのでここで。
◎私は読者のみに留めると記しながら、ついコメント記入を再開してしまい、前言訂正で一貫性がなく、すいません。非常に心苦しく思っております。
ウリ坊さんの内容に思い当たることが多く、どうしても記入したくなってしまい、ブログにそれだけ魅力がある証拠としてご勘弁願います。
前の様に過度には書きませんので、その点は注意します。それはある程度全体性、パーソナリティと言うのですか、を知った上でないとコメントの真意は通じませんので、最初は書き込む必要があるのです。
私は思った通り書きますので、それはどうしても一致しない部分の方が多いと思いますが、違いがあってこそ交信の価値もあると思いますので、正直に書きます。しかし、それらはあくまで私の個人的見解ですので、決して普遍性を持っても優れたものでもありません。単なる私感です。但し、それらは人生を通して得たものですから、ある程度人生経路をご紹介する必要もあったのであります。
それはウリ坊さんにおいても同じことで、この全ブログ全てウリ坊さんと言う人間の表出に他なりません。そう思うと化粧品など、無縁の世界の話ですが、興味を持って読まれます。
どこそこの店屋のランチが美味いという情報だけでしたら、情報誌で十分です。その選択に一人の人間の個性が濾過されている事を知ることにより、一般的無個性の食べ物案内では得られない生きた感情や心の動きを感じ取る事が可能です。大げさな表現になりますが、一つ一つが人間の歩みであると思います。
この欄返信は不要ですので、お詫びと言う事で、どうかご了承方、お願いします。
※「Yuhiさんの読書日記+a」見出しを全部見ましたが、一冊も読んだ本がありませんでした。今の方は古典・名作を読まれないなぁとつくづく慨嘆です。加えて読書は小説だけでないと思うのですが。
ヒラメ お詫び等
2010/09/03 14:30
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