ウリ坊の楽しい毎日

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zoom RSS ハルさん〜藤野恵美(創元推理文庫)

<<   作成日時 : 2014/03/16 23:08   >>

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画像先日の記事で、蘇部健一さんの作品「運命しか信じない!」の解説を読んだお陰で、一層、蘇部作品を楽しめるようになったお話をしたかと思います。

ウリ坊は、その素晴らしい解説文を書かれた「藤野恵美」さんという作家さんのことを存じ上げなかったのですが、品格や高い知性を感じる解説から、この作家さんに興味を抱きました。

ちょうど、三省堂の店頭で、この方のご著書「ハルさん」を見かけたので、購入して読んでみました。

ウリ坊が感心した解説文と同様、とても読みやすく、素敵な文章でした。
作品も、はまる人は、とことん、はまる・・・・逸品だと思います。

しかし・・・ミステリーには、「トリック」と「殺人事件」が必須と思っているウリ坊にとって、「日常ミステリー」はちょっと苦手なジャンルです。

たとえて言えば、幼稚園児が一生懸命に書いてくれた絵をプレゼントされたような気持ち・・・・とでも言えば良いのでしょうか?!

ありがたくて、暖かい気持ちになりますが・・・・それで??これをどうすれば良いの??

※誤解の無いように記載しますが、この作品は、それぞれに魅力ある父娘の愛情が痛いほど感じられる、素敵なハートフルストーリーで、世間から高評価を受けています。単に、ウリ坊の苦手なジャンルであるだけです。


さらにウリ坊にとって、衝撃だったのは、ウリ坊が勝手に作り上げていた藤野恵美像が、本作品のあとがきで、全く実態と異なることが判明したことです。

「運命しか信じない!」の解説文を書かれた藤野さんは、真綿で包むようにご両親に大切にされて育ったお嬢様だとばかり思っていました。

同じ解説文を読まれた方は、だいたい、ウリ坊と同じ想像をなさることと思います。

ところが、この作品(ハルさん)のあとがきで、藤野さんは衝撃の子供時代(お父様がDV男で、お母様が子供達が眠っている間に家に火を点けた)を、さらりと明かしておられます。

どうして、あとがきにそういう私的な話を書かれたのかは分かりませんが、ウリ坊と同じく、藤野さんのことを勝手に偶像化して考える読者に対してのメッセージでは無いかと思いました。

ウリ坊自身は、自分に都合の悪いことは一切、口外しない人間ですが、それだからこそ、こういう姿勢(?)には憧れますし、好感を覚えます。
作品(日常ミステリー)は苦手なジャンルではありますが、これからも注目していきたい作家さんです。

画像は本文とは関係ありません。
ホワイトディに頂いた、ゴディバの「サブレショコラ」です。
とても美味でした。
ごちそうさまでした!
ハルさん (創元推理文庫)
東京創元社
藤野 恵美

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
書評や知り合いには評判の良い本でも、自分の好みに合わないと、途中で読むのを止めることもあります。
ウリ坊さんの読書の好みははっきりしているので、日常ミステリーが好みに合わなくても、仕方ないですよね。
私は最近、ミステリー以外の物も結構読むようになりました。主人公が中年女性で、人生のちょっとした苦難に会うようなお話だと、ぐっとのめりこんで読めます。
もっちー母
2014/03/22 22:27
もっちー母さん、ありがとうございます。
以前は読みかけた本が期待外れでも、なんとか最後まで読むことが多かったのですが、最近は、ちょっと見て、好きなタイプの話で無い場合は、購入しないことが多いです。
ところで、もっちー母さんは最近、ミステリー以外の本もお読みなんですね!ウリ坊は、さっぱりです。特にノンフィクション物は大の苦手です。
テレビは今期の「失恋ショコラティエ」に次いで、次期の「続 最後から二番目の恋」も見てみようかなぁと思っています。
ウリ坊
2014/03/29 22:04
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