ウリ坊の楽しい毎日

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zoom RSS 真景累ヶ淵(しんけいかさねがふち)

<<   作成日時 : 2014/10/11 10:08   >>

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9月下旬から10月中旬まで、4週間続けて、講師依頼や出張が続き、ちょっとバテていました。
この記事も、日付は11日としていますが、実は19日に記載しています。コメント等が遅れて、申し訳ありませんでした。


画像さて、10月某日、県の方々と会食を行いました。
少し、お酒が入ったところで、その場で一番偉い方が、とても陽気になられて、ご自分がどんなに多趣味で、色々なことに造詣が深いか・・・の披露をして下さいました。

社会活動、収集癖、音楽、美術・・・・と、本当に守備範囲は広く、日頃、全く知らない世界の片鱗に触れさせて頂き、楽しいひとときでした。

その方のお話しの中に、落語に関する蘊蓄が含まれていました。

当日の話に出たのは三遊亭圓朝によって江戸時代に創作された落語(怪談噺)「真景累ヶ淵」についてです。
新五郎による、お園殺しの場面を、おどろおどろしく説明して下さいました。

それはたくさんの話題のごくごく一部に過ぎなかったのですが、数日後、職場のH氏※が大学の頃、落研に所属されており、今でも落語が趣味であることを思い出したので、「真景累ヶ淵」をご存じか、尋ねてみました。

※H氏は頭は良いのですが、とても気まぐれな人で、興味のある仕事は突き詰めるが、それ以外の仕事は、最小限度で済ませるというタイプ。
時間も体力も無いのに、全ての仕事を必死できちんとこなしているウリ坊から見ると、「残念」な人です。


しかし、この「真景累ヶ淵」の話題は、H氏のツボにはまったらしく、翌日、お願いもしていないのに、CD2枚と、文庫本1冊を貸して下さいました。

                                   

全く、落語素人のウリ坊は、急にCDや本を渡されても・・・・と思ったのですが、折角のご厚意なので、自宅で、CDを聞いたり、移動中に本を読んだりしてみました。

・・・・いやぁ、おもしろい!!

H氏が貸して下さったCDの1枚は、古今亭志ん朝という方が演じる、「真景累ヶ淵」の中で、有名な話の一つ「富志賀の死」という落語でした。実は他の方が演じた同じ話を、予めYouTubeで聴いていたのですが・・・、それと、内容は同じなのに、全然、同じ話と思えないくらい古今亭志ん朝さんの落語の方が軽妙でおもしろいのです!!

H氏によると、こういうこと(同じ話でも、語り手によって、雰囲気が全く変わること)が落語の醍醐味の一つだそうです。

さらに、文庫本を読むと、今までちょっと消化不良だった「富志賀の死」の前後が分かり、おもしろさが増してきました。

H氏は優秀な人だけあって、ウリ坊のように落語に関しての素人が「真景累ヶ淵」に興味を持ったとき、何を貸してあげれば、一番、適切かをわきまえて下さっていました。すごいと思いました。


かくして、ウリ坊は県の方に話を伺った時点では全く知らなかった「真景累ヶ淵」を、H氏のお陰で完読し、「前半に比べて、後半はあまりおもしろくない」、「落語でも前半ばかりが取り上げられる理由が分かった」等と、いっぱしの話ができるレベル(?)になることができました。

H氏は、この、優れた能力を、仕事にも活かして欲しいなぁとも思いました(笑)

【参考】
お借りした本やCDは、↓をご覧下さい。
「真景累ヶ淵」について、とても良くまとまっているHPはこちら→「真景累ヶ淵」をご参照下さい。


真景累ケ淵 (岩波文庫)
岩波書店
三遊亭 円朝

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志ん朝復活-色は匂へと散りぬるを を「真景累ヶ淵-豊志賀の死」
ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
2002-09-19
古今亭志ん朝

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落語名人会(19)
ソニー・ミュージックレコーズ
1995-09-21
古今亭志ん朝

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
すごくドロドロしたお話しのようですね。
ウリ坊さんの探究心はすごいなあと思いました。
日頃、やや距離感のあった同僚の方の御親切が不思議な縁に思えました。
縄文人
2014/10/21 18:15
ウリ坊さんの、守備範囲外までマスターしてしまう熱意が凄いです。
空も志ん朝が大好きです。
ひところ、就寝前に落語のCDを聴くのが習慣になっていました。
志ん朝が亡くなった時は、ひとつの文化が失われたような気がして、ショックでした。

2014/10/22 23:43
縄文人さん、ありがとうございます。
どろどろもどろどろ(?)、展開が早くて古くささを感じないお話しでした。落語って、結構、奥が深いのだと思いました。
同僚の人は、基本的に悪い人では無いのですが、とにかく、気分にムラがあるのだと思います。
ウリ坊
2014/10/26 19:16
空さん、ありがとうございます。
空さんこそ、何についても詳しくご存じなので、驚きの連続です。
この、志ん朝さんのこともご存じだったのですね。
ウリ坊は今まで、落語は「単なる、ばかばかしいお話し」なのかと思っていましたが、人情あり、駆け引きあり・・・おもしろいなぁと思いました。
ウリ坊
2014/10/26 19:19
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