本日の千代田ミステリーサークルの例会とカリブ諸島の手がかり


カリブ諸島の手がかり (河出文庫)
河出書房新社
T S ストリブリング

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本日(5/16)は、千代田ミステリーサークルの例会です。

一次会は15時から、池袋の光文社ビル内「ミステリー文学資料館」島田荘司展見学です。

二次会は17時から東武デパート内、「中国茶館2号展」天津飲茶の食べ放題(3000円~3500円程度)。

三次会は19時からビックカメラ前の「椿屋珈琲館」です(省略していますが,いずれも池袋です)。

ミステリーのお好きな方は、どの段階からでも、いつものように、お気軽にご参加ください。


ちなみに、今月の課題本は、島田荘司著「漱石と倫敦ミイラ殺人事件」(光文社文庫)です。
課題本をお読みになっていなくても、参加して大丈夫です。

ウリ坊も一次会と二次会には行こうと思っています。

以前も記事に記載しましたが、ウリ坊は「千代田ミステリーサークル」以外に「SRの会」にも入っています。
SRの会は、例会に参加したことはありませんが、会報(SR Monthly)は楽しみに購読しています。

会報N0.361に秀逸な記事がありましたので、引用させて頂きます。(田中幸一さんという方が書かれた「ストリプリング・クイーン・乱歩」という文章の一部です)。

SRの会が生み出した狂歌に「この味が、いいねと乱歩が言ったから、サキ、ダールまでミステリのうち」というのがある、折に触れて思い出す、掛け値無しの傑作である。

今回、河出文庫入りしたのを機に、T.S.ストリプリングの『カリブ諸島の手がかり』を読んだ。
(中略)
今年三月に刊行された『もっとすごい!!このミステリーがすごい!』という、『このミス』のベストオブベストランキングを見るまでは、ストリプリングも『カリブ諸島の手がかり』も知らなければ、もちろんポジオリの名も知らなかったのだが、名だたる名作群に伍して第25位につけていたこの作品を・・・
(中略)
・・・・実際に読み始めてみると、本格ミステリとしては、どこかズレていて、切れ味に欠ける。「ユーモア物だとは言え、これで本格の名作と言えるのか?」と疑問を感じながら読み進めていった結果、いきなりあのオチに、うっちゃられてしまった。
(後略)


省略したので、分かりにくいと思いますが、この田中幸一さんは相当、知識や文章力がある方だと思います。
この文章を(もちろん、原文)をSR Monthlyで拝見したウリ坊は、迷わず、「カリブ諸島の手がかり」を購入して読み、最後は、田中さんと同様、あえなくうっちゃられました。

ウリ坊は、ミステリーはサークル(千代田ミステリーサークル)のコルクT氏に教えて頂いたものを中心に買うので、あまり大きな外れはありませんが、やはり世間的な評価が高い作品は読みたくなってしまいます。
・・・というか、自分が尊敬している人が推薦されている作品は、絶対に読みますよね。

その意味で「この味が、いいねと乱歩が言ったから、サキ、ダールまでミステリのうち」というのは、読者の痛いところを突いていると思います。

田中幸一さんやウリ坊同様、うっちゃられたい方は是非「カリブ諸島の手がかり」もしくは「黒い仏」をお読み下さい。
画像


黒い仏 (講談社文庫)
講談社
殊能 将之


漱石と倫敦ミイラ殺人事件 (光文社文庫)
光文社
島田 荘司


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