奇面館の殺人(綾辻行人)

画像新年早々、Amazonから「奇面館の殺人」の発送が1月下旬になるというお知らせメールが届き、少しがっかりしたウリ坊ですが、ほどなく、本が送られてきました。

その後、店頭にも本が並び始めましたから、増刷がスムースに進んだのでしょう。

・・・・という話はさておき、早速、読んでみました。いやぁ・・・・おもしろいです
待ちに待った、館シリーズの第9弾。もしかしたら、ウリ坊的にはベストかも知れません。

下手に解説して、ネタバレしてしまったら、未読の方に申し訳ないので、以下は、1月11日付け、日経新聞の書評(野崎六郎氏)の抜粋です。

館シリーズの第9作。
いつかこの手を使うだろうと予想はしていた。
犯人も被害者も仮面の下に素顔を隠して「殺人ゲーム」を競う。
・・・・
殺人劇のために招待された6人の男、生年月日はほぼ一致していて、外見もよく似ている。
・・・・
仮面の美学は、一作かぎりの特殊ルールのようだ。何重もの仮面を玉ねぎのように剥いでいく丁寧なロジック。
その陰に肝心の「殺人事件」がかすみ、具が少なくてパンばかりの分厚いサンドイッチを供されたような気が若干しないでもないが、そこは館もののオーラが全編くまなくたちこめているわけだ。
・・・・

なんだか、誉めているような、誉めていないような微妙な書評ですが、ウリ坊の感想とは全く異なります。

ウリ坊はスプラッタ物は苦手ですが、必要があって死体に細工されるのは、許容限度。
また、強い恨みや憎しみでの殺人より、今回のような動機(?)の方が後味が悪くないです。

具が少ないとは、被害者が少ないという意味なのでしょうが、それも逆に高得点です。

綾辻さんには、これからもこのような作品をどんどん、産みだして頂きたいです。
奇面館の殺人 (講談社ノベルス)
講談社
綾辻 行人

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